旅先ノート、限界


 こんばんは。またも旅先日誌です。

 今日はPatreonに毎週火曜にアップしている週刊ガリガリ写真をセレクト & 現像していたもので、取材撮影が終わってから数時間PCの前にいます。

 旅先でずっとPCの前にいるのはもったいないといえばもったいないんですよね。少しでも外に出て写真を撮るべきと思います。それにはどうすれば良いか……? データのバックアップをするのは必須で外せませんから、その時間を短縮すれば良いのだろうなと思います。

 現在、バックアップやテキスト打ちに使っているのはLENOVO Ideapad 710Sという恐らく2016年のノートPCで、処理性能もモニター性能も完全に一昔前のものになってしまっており、もうちょっと現代的なPCにしないと辛いな、と考えています。

 このPC、購入直後に当時スタッフをやっていたおっさんに角から落とされて割れたり、普通に使っているだけなのに液晶が焼けたり、最近では使用頻度がほぼ使っていないレベルの内蔵カメラが機能不全になったりとろくなもんじゃありませんが、とりあえず購入してから5,6年間、大きな故障もせずによく働いてくれたのは確かです。

 これを更新してやれば、旅先でPCの前にいる時間が短くなるに違いありません。旅先で快適にネットサーフィンするためじゃありませんよ。

旅に出るべき

 今回、久々に糸の切れた凧のように東京を離れ、撮り倒れツアーに出てみて思ったのは、やはりどんどん旅に出るべきだなということ。

 東京にいる間は、取材先にどんなカメラやレンズを持っていこうかしら、と考えてしまいがちなのですが、実際に家を出てしまったら、昨日まではずっとZ6 + Z 28mm F2.8ばかり使っていましたし、今日は取材、スナップ、取材という動き方だったのですが何も考えずに全部Z7 + Z 24-70mm F2.8 Sですからね。

 カメラが複数台にわたるとバックアップで手間がかかってかったるいであるとか、Z6のほうが解像度が低く、かつZ7は本番で使うので温存しておきたいみたいな理由があるにはあるのですが、旅に出てしまうと最低限ラインを達成してくれれば何でも良いなあ、と思っちゃいますし、Z6にZ 28mm F2.8だけでも旅は撮れちゃうな、というのを確信しまして、これは下手をするとLeica Qシリーズに繋がる危険な感覚でもありますが、実際のところ旅写真は画角の問題じゃないよなあ、と思います。

 つまり「考え過ぎは良くない。家を出ろ」という貴重な教訓を改めて得たわけです。コロナの野郎が調伏されつつある現在、どんどん家を出て撮って回りたいところです。

 旅とカメラ・レンズについては、家にいる間はどれを持っていこうか悩み、旅先では「なんでもいいやー」と撮りまくり、帰るとRAW現像で苦しむ、というのが定番化しておりますが、まあ撮らないと始まらないですからね。

モノクロならRAW現像に苦しむこともありません。今日は曇り&雨でした愛媛の風景。

 ここ数日、東京にいる間には考えられないレベルの活動量でして、なんとなく体調も良いんですよね。体は動かさないといけないものなんだなあ……という意味でも、どんどん東京から外に出て撮りまくる機会を増やしたいと思います。

 とはいえ、蒸し暑い日が続くので熱中症には気をつけて参りましょう。

 それではまた。


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