LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.を待ちながら


 こんにちは。今日は日曜なのでどこかへ写真を撮りに行かれている方も多いんじゃないでしょうか。

 わたくし先日Panasonic GH6を予約しまして、今はショップから納品日程の確認するから待ってちょー、というので連絡を待っている状態です。潤沢に台数があって発売日に手に入りますように!

 ちなみにDPReviewでGH6のRAWデータが提供されており、「最高やないか」と喜び勇んでダウンロードしたのですが、そういえばLightroomもAdobe DNG ConverterもGH6のRAWにはまだ対応しておりませんで、何ともしようがありません。早く対応してくれますように。少なくとも発売日までに対応してくれると嬉しいなあ。YouTubeでGH6のスチル画質、特にRAWに特化したレビューがしたいものです。

 ところでそのGH6、レンズキットのほうを注文しまして、キットレンズとして付いてくるのがLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.です。いわゆるパナライカの標準ズームですね。

 このレンズ、以前GX7Mk3を使っている時に入手して小樽や台南に持っていたのですが、GX7系の小さく四角いボデーだとどうにも手首にダメージが来るようでして、長時間使っているのがしんどく、また画質的にも単焦点の方が常に良いもんなあ……というので手放してしまったことがあります。

 しかし今回、ボデーをGH6にして動画をやるのであれば、メインのレンズはこれで良いな、というので改めて購入することにしました。パナライカのレンズは同じものを2回買うのが42.5mm F1.2に続けて2本目でして、それくらい忘れがたい写りなんだなパナライカ、と思います。

 今日は過去にこのレンズで撮った写真からお送りしようと思います。

 ざっと見直してみると、ボケないんだけど「あっ」と思った時にスッと撮れる度が非常に高くて良いんですよね。

 パナMFTを使っていて思うのは、フルサイズ機と比べるとF値とボケの関係が2段分くらいずれているものですから、このズームレンズの開放F値F2.8-4.0というのはフルサイズ機でいう24-120mm F5.6-8.0と同じような感覚です。

 開放が明るい方でF5.6って! って改めて眺めると思いますが、パナライカのレンズは明るい単焦点であっても開放からF8くらいまで大差ない写りなので、逆にいえば絞り値を気にしないでどんどん撮れるということも出来ます。

望遠端で絞り開放。寄れば意外とボケますね

 例えば15mm F1.7も、絞ろうが絞らなかろうが、ちょっとピント位置が遠くなるだけでほとんどボケず、絞ったのか絞っていないのか分からない描写をするもんですから、モードでいえばPでもAでも大差ないという感じ。

 フルサイズと比較するとそこがつまらないといえばつまらないですし、楽といえば楽なところで、私は撮影時に楽が出来て、その分他のことを考えられるのでパナMFTレンズが非常に気に入っています。
 ボデー側の手ブレ補正が非常に優秀なので、手持ちでのスローシャッターが遠慮なく出来ることもあり、夜の撮影に向いているのも気に入っているところ。

 本当はパナライカで35-100mm F2-2.8くらいのレンズが出れば良いのになと思いますが、長らく出ないということは需要がないんでしょうね。諦めて50-200mm f2.8-4(35mm版換算で100-400mm F5.6-8相当)を買えということなんでしょう。たしかに開放F8程度にしかボケないとしても、400mmなら嫌でもボケそうです。欲しい。


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