一泊一日で諏訪を撮りに


 YouTubeでも動画として公開いたしました、諏訪にざばっと1泊1日みたいな日程で行って帰ってきた際の写真をアップいたしましょう。

 目的としては有料会員の皆さんに写真を投げ続けるPatreon活動の一環で、たまには旅写真でも見てもらおうか! と片道3時間ほどかけて長野県は諏訪まで行ってきたときのもの。長野県、好きです。写真を撮らせてくれる県という印象なんですよね。

 諏訪のどこを撮るべきか、という諏訪の中でのロケ地選定がまだスナップメインの発想に近いところにありまして、とりあえず上諏訪駅は撮ってみたものの、他にどういうところを撮れば面白いんだろう、というのが漠然としておりました。

 貧困な発想ながら、じゃあ諏訪湖がきれいに見渡せるところ? というので高台の公園へ行ったり。

 実際の時間軸でいうと、諏訪を撮りに行った後に「よっしゃもっともっと旅ジャーナルすなわち旅に行っている気持ちになれるようなメディアを目指すか!」と方向づけしたので、諏訪は良い勉強になったといえます。

 旅ジャーナルを突き詰めるのって、突き詰めていくと最終的には思い切り旅行ガイド的な写真になり、反対にパーソナルな体験を重視するのであれば誰も理解できない町角スナップということになるんでしょうか。私の場合、当初「別に誰に理解されなくてもまあ、趣味ですし」という感じでいたのですが、それじゃ旅ジャーナルは成立しないので、この諏訪探訪時にもうちょっと観光寄り……? とやってみた感じです。

 そんな考えから諏訪大社は2箇所、下社秋宮と上社本宮を訪れてみました。やっぱり歴史のある寺社は被写体としてもパワーがあります。

 以前からちょいちょいお話していることなのですが、観光地って観光地になるだけの見た目パワーがあるから過去の人に発見されて、「ここ良いなあ」と人が集まる観光地になっているんですよね。

 人にどんどん写真を見てもらいたいのであれば、そのパワーを使ってスイングバイさせてもらうのは何もおかしくありません。あとは視点と技術の問題になると思います。私が撮る理由が、似たような題材を撮っても感じてもらえるかどうか。

 またPatreonではもっともっと高解像度、カット数も多めで見てもらう形にしているので、より一層ブログを見て写真を気に入ってくれた方に喜んでもらえるんではないかな、という風に考えています。

 齢42にして自分ファンになってもらう方法を模索し始めたというのはけったいな話のように思いますが、どんな仕事であっても根本は似たようなところがあるもんなあ、と思ったりもします。

 最後は滝に寄ってスローシャッター遊びをして帰途につきました。遊びの要素は欠かせませんね。

 というわけでまた。


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