深大寺でDC-G99旅記事実験


 こんにちは。

 今日は車に乗って、調布の深大寺へ「Panasonic DC-G99だけでもう旅スナップ写真もOKなんじゃないの?」というのを確かめに行っておりました。特にDC-G99に、パナライカレンズではなく無印の方のレンズをくっつけてみるとどうかしら、という実験です。

 今日の写真はすべてPanasonic DC-G99に、LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.とLUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.です。とにかくレンズの名前が長い! でもレンズのサイズは信じられないくらい小さいんであります。

え、全然良いじゃん、という1カット目。

 旅の最中にあってもアホみたいに写真を撮りまくってしまうのがわたくしという人間なのですが、これまで「常にスナッピングしてしまう人間が偶然どこか自宅近辺ではないところに行っていた」というのが実情でありまして、旅そのものを撮っていたかというと全然撮っていなかったなあ、と最近気づいてしまいました。

 また同時に、旅先だからこそ撮れるものを被写体に、カチッとしたプリント作品も撮りたい、という風に考えておりまして、諏訪に行った際は「プリント向けの作品撮りカメラとしてNikon Z7を持っていくんだったら、普段撮りのスナップもZ7で撮っちゃえば良いじゃん」という感じでやってみたところ、これがまあ全然楽しくないしデータのハンドリング、カメラやレンズの運用がいまいちしっくり来ませんでした。

 全力でいくぞ! という写真についてはZ7がいかんなくその能力を発揮してくれるのですが、町中で撮るスナップには完全に役不足というやつでありまして、なんかもう中判カメラみたいな扱いといえば分かっていただけるかもしれません。

 4年ほど前に台北に行った際は本業がカメラマンだったもんですから、仕事外の写真をどう扱うかどう撮るかというのがものすごくあやふやな状態でありまして、それからあちこち行きつつ自分の仕事環境の変化もあったりなんかしまして、最近は「作品ってプリント向けに撮るやつだけじゃない?」っていう感じになってきました。

風景写真tててkてきてきnてきな的な写真の場合、やっぱりちょっと物足りないといえば物足りないんですが。

 旅先でスチル写真を撮る目的は2つ、このジャーナルブログでレポートするための写真と、プリントする作品を撮ることです。逆にいうと、趣味のスナッピングやレポート用写真は広義では作品なんだけど狭義では作品ではない、という扱い。

 そういう風に割り切ってしまうと、普段撮りスナップにZ7どころかZ6を使うのも、「画質は凄いけど画質の凄さで勝負してるわけじゃないしなあ~そういう趣味を見せる場じゃないし。読者ファーストで考えると機材に対する自分の甘えよりも、面白いもんを見せるほうが大事なんじゃねえの」という感じになってきまして、興味の対象が「どんなカメラを使うか」よりも「何が見せられるか」に移り、「それを身体が楽な状態で撮り続けられるようにするには?」になってきました。

 DC-G99は唯一の欠点がセンサーサイズのせいでDR的にも色的にも融通が利かないところなのですが、昨日ふと思い起こして手元にあった無印のパナソニックMFTレンズを使ってみたところ、ちょっと気を抜くとチープさが出かねない危うさはあるものの、パナライカMFTレンズを使うよりもギシギシ感が抜け、シャドーの重さもコントロールしやすくなっとりまして、にわかに「これで良いじゃん!」という気持ちになってきました。

 今日の深大寺は写真作品としてのスナップではなく、十全にレポートしつつ、見ていて気持ちの良い画質というターゲティングでイケるかどうかの実験であり、かつ出先から写真をアップする想定で自宅のノートPCで軽くRAW現像しつつアップロードしています。

 思い切りカメラブログをやっているのであれば、何を使って写真を撮っているかが大事ですが、当ブログは写真で見せる、が軸であり、かつスナップ撮りした写真はプリント用途がまずないじゃろ、というので当面この形で行ってみようと思います。

 Nikon Z50を旅スナップ用にするのも全然アリなのですが、まだレンズの選択肢が少ないこと、また単焦点を使おうとするといきなりフルサイズ用になってしまってAPS-Cセンサー機の小型ボデーの意味があまりなくなってしまうことから現状はちょっとパスです。

 あとそう、G99はMFTらしく手ブレ補正が超強力でして、その点でも旅スナップ用カメラとしてはアドバンテージがでかいんですね。そのあたりまたまとめてYouTubeかどこかでお話できればと思っています。

 それではまた。


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