Nikon D800が俺のベンチマーク


 わたくし初めて真面目に扱ったニコンのカメラが、お友達から借りたD800でありまして、その写りの神秘的なこと、撮っていきなり「ええやん!」ってなる感じに虜になりました。

 その後自分でD810を買いまして、D800からだいぶ画作りが変わっているのに驚き、またZ6も買って現代ニコンっていうのはそういう方向なのね~というのが分かりました。

 D810もZ6も、ハマるところがちゃんとあるので使い所と使い方を間違えなければ何も問題なく、質の高い写真を提供してくれるのですが、俺のベンチマークはやっぱりD800なんだなあ! ということで、またD800をお借りしておるんです。

 今年は夏へインするのを失敗して、30度を超えるといきなり気分が悪くなるので涼しくなってからしか動けないのですが、今日は夕暮れ時にチラッと散歩撮りすることができました。

 ボデーはもちろんD800、レンズは前半がAi AF Zoom-Nikkor 24-85mm f/2.8-4D IFで、陸橋から後がAF-S Nikkor 50mm f/1.8G。

 RAW現像後だと違いがわかりにくいと思うのですが、現像するこちらからすると、同じようなセンサーを搭載している筈なのに色もトーンも全然違うので、D810の現像は毎回四苦八苦しておりました。

 今回またD800をお借りして今日も使ってみたところ、まあとにかく素直素直! RAWを開いた時点ではニュートラルで、そこから好きにやっちゃいな的な感じになっていますし、色も出すぎず抜けておらず良い塩梅ですし、色の出方も大好物。

 考えてみればD800がすべての環境で素晴らしいかというとそんなカメラはありませんし、単純にRAW現像をするLightroomと相性が良いだけなんではという気もしますが、開いていきなり素晴らしい絵が見られるって最高ですよね。

 ただ買っちゃったものはしょうがないので、D810はD810で、D800をベンチマークにしてRAW現像のパラメーターをいじくり回していたところ、だいぶ扱いやすくなってきました。

 要は色が濃すぎ、コントラストが高すぎなので、両者とも抑えめのプロファイルを選ぶところからスタートして、あとはちょちょいの調整ということなのですが。

 D810は高いレンズを付けて人物を撮ると、こってりはこってりなんだけど高級感のあるこってりになって好きなんですよね。

 そのあたりもまた突き詰めていきたいという風に思っております。

 それではまた。


1 thought on “Nikon D800が俺のベンチマーク

コメントを残す