ツアー撮りに車中泊


 こんにちは。

 今日は休みということにしたので朝からものすごく暇でそわそわしています。何をしたら良いか分からない日曜日のおじさん状態ですね。

 休みなので休みらしいことをしよう、つってそれらしいことは洗車したくらいのもので、けっきょくタブレットやPCに向かってあれこれ検索したりしています。

 今日はカメラではなく車のこと。

 以前から国内であちこちに行く際は、移動の利便性から自家用車をよく利用しておりまして、偶然手元にあった車が2代目のFITだったもので、ギリッギリ車内で寝られないこともないんですね。

 ですから、去年四国に行った際なんかは、車の中で寝泊まりしたりホテルに泊まったり、を織り交ぜながら点々と撮り歩いておりました。
 移動して撮って泊まってワークショップやって移動して泊まって撮って、という。けっこう楽しいですよ路銀を稼ぎながら点々とツアーしていくというのは。

 今年、この暑いのが終わったら、このブログという媒体を作ったことですし、より激しく車中泊しながら国内のあちこちに撮りに行きたいなあ……なんて思っております。フェリー + 自走で北海道とかね。ブログの趣旨として、ひとつエリアを定めてその中をネチネチ撮るというのも面白そうなので、そういう撮影をするためにも車移動は有利です。

 となると、もうちょっと車中泊しやすい車にしたいなあ……なんてわがままにも思うんであります。

 現在FITでの不満点および改善したい点は、

1.車体の割に室内が広いんだけど、寝ようと思うと毎回助手席を前に倒し、荷物を寄せ……とやらないと寝るスペースが確保できない → 寝床そのままで移動できる広さと収納がほしい。

2.Fitの運動性能に特に不満はないが、運転支援はなにもないので、どうせ乗り換えるなら長距離移動時に楽がしたいのでホンダセンシングがほしい。

 という感じ。

 ホンダセンシングは、車にセンサーがくっついていてクルーズコントロールをしてくれたり、前の車との車間距離を一定にして走ってくれたりするあれこれの機能の総称です。
 安全性も高まりそうだし、なにより楽そう。実際にホンダセンシング付きの車に乗っておられる方は全員が「めちゃくちゃ楽!」とおっしゃるので間違いないと思います。はい。

N VAN

 ホンダの作っているN VANという軽バンがありまして、大変気になります。

  • ネイチャーを撮るわけでもないのでキャンピングではない
  • 移動する
  • 寝る
  • ブログ更新できたらいいな
  • 調理せず
  • 運転が楽な車だといいねえ……

 という感じで、車中泊といってもキャンプ的な発想ではなく実用一辺倒の考え方なので、ホンダセンシング以外には別にファンシーな装備って要らないんですよね。

 Fitはリアシートをすべてベタッと前に畳み、助手席を一番前までずらすと、身長174cmの私もギリギリ寝られるんですね。足が助手席の背もたれに、頭がハッチバックドアにつかえますが、それは体をまっすぐ伸ばそうとした時だけのことでありまして、体を横向きにすれば全く問題なく寝ることが出来ます。

 わたし車中泊だと異様によく寝てしまうようでして、旅の最中で疲れが溜まっていたりすることもあるのでしょうが、放っておくと8時間とか9時間寝てしまいます。なぜでしょうね。

 前述のホンダN VANは、商用軽バンであり、運転席以外すべてベタァっとフラットな床にすることができまして、そこにそのまま寝ることもできれば、足場を組んでベッド化し、その下を収納として利用することもできます。

 また最新の車ですからホンダセンシング搭載で、特にクルーズコントロールが羨ましいなあ……。自動で車間距離調整もしてくれるみたいですし。わたし運転が嫌いではないものの、別に好きでもないので可能な限り移動中はトランス状態に入っていたいんですよ。

 アメリカでもレンタカーでシアトル → LA間を何度か自走しましたが、アメリカだと景色が広いし車が少ないので、ぼけーーーっとしていられるんですね。そうすると、朝出発したのに気づいたらもう日が暮れてる、みたいな感じで移動が可能です。

 もちろん運転する上で注意しなければならないことまで忘れているような状態ではないのですが、長距離ドライブに慣れている方はおわかりいただけるんでないでしょうか。クルコンはその状態に入りやすいんですね。

 YoutubeでN VANの車中泊を検索してみると、ちぬ子さんという方が気合の入ったカスタムをされていて面白いであります。動画もほんと丁寧に作られてます。私絶対ここまで出来ないわ。プロYoutuberってこういう感じですよね。親切設計。

ステップワゴンRK

 ところがここでダークホース登場です。以前から検討していた「地味なステップワゴン」ことRKであります。

 フィットからより車中泊に便利な車に乗り換えるのだったら、まあステップワゴンかフリードが良いよねえ、と思っていたのですが、ステップワゴンのRKって3列目シートが床に収納できるんですね! こりゃすごい。

 偶然見つけた、トランポとしてカスタムされたステップワゴンRKの動画がありました。

 これ良いなあ……。

 RKの魅力は、ホンダセンシング搭載でないのでクルコンなんかはないようなのですが、

  • ある程度でかいので安定性がN VANよりは高いはず
  • お値段はN VANよりも安い(中古)
  • N VANよりも居住スペースが広くとれる
  • 衝突安全性も軽よりは高い筈

 といったところ。
 特に、2列めシートをとっぱらって定員変更しておき、車中泊のときは3列目シートを床下収納してその上に足場を組んでベッド化、人間が乗るときは足場を外して3列目シートに乗ってもらえば4人だか5人だかは乗れますよね。

 こいつは快適ですわ。

 しかもN VANよりも当然長いボディーなので、助手席を出したままでも車中泊モードで体を伸ばして寝られる! 最高! という感じ。

 車体がでかいのでちょっと邪魔くさいのと、税金がN VANよりもお高いあたりがネガティブなポイントといえばネガティブなポイントですが、これだけのスペースが出先で好きに使えるというのは、移動して写真を撮って編集してブログ書いて寝て起きて、という潜伏撮りに大変マッチしそうです。

フリードプラス

 と、そこまであれこれ調べつつTwitterにも垂れ流していたところ、「フリードプラス良いですよ……」と悪魔がささやきました。

 最近このパターンで買物をすることが多いなあ。

 いやむしろ自分が気づかない部分を教えてもらえるので大変ありがたいんですよ。下手をするとクソリプになりそうなところを、ちゃんと分析の上で教えてもらえるのはありがたいものです。

 で、フリードプラスなんですが、これフリードプラスって通常のフリードと比べると、3列目シートが最初からなく、荷室になっております。
 このページに詳細に解説されていてわかりやすいかな。

 これってステップワゴンほど大きくならず、最初から要らない3列目シートがないのでその分軽く、床が(ほぼ)完全フラットになる上にタイヤハウジングの間に収納があり、さらには現行車種はすべて、いっこ前の型でもグレードによりホンダセンシングが搭載されている、という夢の状態です。

 もうね、乗り換えるならフリードプラスでいいや、ってなりました。

 実は以前、モビリオスパイクに乗っていたことがあって、あの車すごく良かったんですよね。サイズぴったり、運転しやすい割に荷物が積めますし。ですからフリードプラスはどんな感じか予測がしやすい車です。

 こちらの動画で詳細に車中泊する際のシートアレンジが解説されてますね。いやこれおっさん一人で移動して泊まって、ってやるなら十分でしょ!

 というわけで、また。

記事内容にぜんぜん関係なく今日の夕暮れ。


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